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子宮頚がんワクチン副反応40
HLA対照群と研究者の姿勢
(タグ;子宮頚癌、頸がん、頸癌、副作用)

HLA対照群
 HLAは共優性なので、症状との関連には(遺伝子頻度ではなく)保有率に意味があります。現状、HLA- DPB1*05:01遺伝子保有率は副反応群で多いとはいえません(対照群推定60%vs信州大学71%)。
 またHLAは地域差があるので、単に各地から多数集めたというだけでは、「日本人の」ということはできず、最低でも地域別に人口比に応じた標本数など、理論的に正しく行わないといけません。HLA研究所がそうしたと思えませんし、保有率も示していません。検査群が少なく居住が限定しているので、その偏りをなくす対照群が必要です。当ブログで繰り返し指摘していますが、現状、対照群のない孤児研究でまともな論文になるはずがありません。前ブログで述べたように、研究の発展性にも限界が見え、彼らが1000例を越す対照群の発表をするまで、論評する必要はないでしょう。

研究者の姿勢
 厚労省の研究班ができた後、会社側と話したことがあり、「どうにかして有意差を出すのが研究者の性なので、この体制では、有意差がありになって、心因性患者は救われないでしょう。」と述べました。牛田班は疼痛治療に成果を挙げましたが、池田班は予言どおりになりました。
 村中さんにコンタクトできませんが、下記は重要なので引用させてもらいます。
 実は成果発表会より前の2月24日、メディアを呼んでの公開に向け、池田班・牛田班の2班は非公開ですり合わせの合同班会議を行っている。この会議でも、脳障害患者の定義についての疑義が呈されていた。牛田班が「身体表現性障害については教科書にも書いてあることですが、どうやって先生方のいう脳症と区別するのですか?」と質問すると、池田班のある教授は「私たちも身体表現性障害というものがあるのをよく知っている。身体表現性障害と脳障害の区別は簡単だ。うちでは 若い医者でもできる」と答えた。牛田班が「やり方があるのならきちんと文書化して共有してもらえるとありがたい」と詰め寄るとその教授は言葉に詰まり、「先生のところでしかできないわけですね」と釘を刺される場面もあったという。」

 子宮頸がんワクチン後の画像でADEMと診断された1例が報告されます。偶発症の可能性もありますが、他種ワクチンの副作用でも報告あるので、当然、副反応でもおかしくありません。しかし、デンマークでの住民ベースのしっかりした研究(2015年1月Schellerら)でHPVワクチンによって多発性硬化症やその他の中枢神経脱髄疾患は増えていないと明確に論証されています。それでも、ありふれた1例で報告するより、重大事象の表れとして報告の価値を高めようとするのが研究者の常です。
 当ブログのコメントに紹介された報告予定の異常も、偶発症の可能性は否定できないと言いつつも、研究者の性が出るかも知れません。5月の神経学会にはHANSに対する反証の発表もあると聞いています。

 議論の仕方は双方とも改善の余地があると思います。当ブログはあくまでも科学的議論の場ですので、誤解に基づく当方と関係ない弁護士関連の記載は、削除して御自身のFacebookなどに移して頂けますようお願い申し上げます。

 来週は井手禎昭先生の「ひとはなぜ平穏死できないのか」を取り上げる予定なので、ワクチン記事はありません。


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子宮頸がんワクチン | 11:02:57 | トラックバック(0) | コメント(0)

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