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子宮頚がんワクチン副反応43
メスマー 苦悩と平安
(タグ;子宮頚癌、頸がん、頸癌、副作用)

 私は子宮頸がんワクチン問題で誰も傷つかないように願っています。ここでのHLA研究の始まりを凡庸と表現したので、けなしていると思った人もいるかも知れません。しかし、毎年の科学研究費申請の作文したことのある人なら分かると思いますが、可能性が高い研究(当たり前)を提示するのも才能なのです。研究の誤りは捏造ではないはずなので、研究者の苦労を考え、研究の逃げ道も提案して来ました。それでも非難に聞こえる方もいるかも知れませんが、その責任からすれば過剰なものではありません。

 「ウィーンから来た魔術師―精神医学の先駆者メスマーの生涯」を4月27日にやっと読み終えました。メスマーは当人の責任もありますが論争で傷つけ合いでした。晩年は落ち着いていたようで、メスマーのボートにカナリヤが停まり、自宅までついて来て、メスマーが死ぬと餌を食べずに死んでいったそうです(*1)。キリスト教徒であれば聖人となっていてもおかしくないでしょう。聖人認定には奇跡が必要だそうですが、メスマーの治療も奇跡と数えられても不思議ではないです。しかし、彼は神や信仰に頼らず科学者として理論(間違いの)を展開したのです。

220px-Franz_Anton_Mesmer.jpg

 メスマーのいう分利2(2016-03-17)で「メスマーはヒポクラテスから離れて単に悪化した発作(現在もcrisisと呼ばれている)を表して、クリシスを分利としたのは訳者の勝手のように思われます。」と述べましたが、再訂正が必要です。彼の治療成功例では、症状の悪化を経てから治癒を得るそうで、この悪化を分利と呼んでいるので、伝統的用法と違いありません。

 シャルコーのヒステリー大発作は例示によるものと批判されていますが、メスマーの分利も後世のピュイセギールが催眠術を見出してからは、不要で悲惨なものと否定されました。しかし、私が感じるのは、心因性の患者は噴出するような苦しみを受けなければ逃れられない心の闇があるということです。苦しさに耐える「分け前としての利益」と表現したのは一言で間違いとはいえないです。
 心因性である変換症では心因が不明なことも多いとされますが、変換が起これば当人も苦しみに気づかないのです。まして、薬害の悲劇ヒロインとなれば闇にある苦悩は顔を出すことないでしょう。疫学を無視して薬害で正義の味方と思っている者も、善意の加害者となることに気づかないでしょうから、これの根本解決を目指す方が、闇の深さに苦しい思いです。

(*1)同書p304、伝記を書いたケルナーが記載。印刷がなかった古代では神格化の作り話もあるはずですが、出版の盛んな19世紀なので、偶然と言われるとしても事実であっただろうと思います。メスマーに安らぎあれ!

5月6日のハートネットTVについては、12日の再放送で全部を見てからコメントしたいと思います。

子宮頚がんワクチン副反応43

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子宮頸がんワクチン | 22:18:13 | トラックバック(0) | コメント(0)

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