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子宮頚がんワクチン副反応53
日本神経学会速報2016年5月19日ポスター5
(タグ;子宮頚癌、頸がん、頸癌、副作用)

 お待ちかねの信州大学神経内科評です。大したデータはなく、ACドクターズの馬脚も垣間見せます。

同大学の小澤は17例の神経心理検査と15例の脳血流検査を報告しましたが、どちらも全てAC所見です。文字を線で結ぶトレイル メイキング試験とWAIS-Ⅲで遅延が見られたとしていますが、有名な先輩も「心因性でどうにでもなる所見」と討議の前に述べていました。
私が「心因性に影響されない事象関連電位ERPを使った検査でないとダメだ」と述べると注目されました。

 ポスター発表の初めの伊勢赤十字病院報告で、前日に英語で発表された脳血流異常で心因性は否定できないことを述べたので、ここでは脳血流については発言しませんでした。
 しかし、演題名で「脳機能画像」としていますが、課題実行中の脳血流測定ではなく、単なる安静臥床中の脳血流測定なので、脳高次機能障害を少しでも知っている人なら、このように言いません。
 また、10例で脳血流低下としていますが、AC所見であり、対照群も設定されず、英語で発表された脳血流低下と部位が合致しません。10例なので無視できないとすると、英語発表の方も怪しい?
 19歳例でリハビリ後に脳血流が回復したそうですが、PTSDなどで特定の言葉をイメージするだけで脳血流は変化するので再現性が課題です。検査費用が高く若年女性の被ばくもあるので、他の例では発表時までには再測定はしていなかったでしょう。

 馬脚といえば、鹿児島大学の副反応群ではいくつも自己抗体が陽性で、自己免疫疾患の紛れ込みが推測されるとしました。しかし、多数を診ている信州大学では複数の自己抗体を検索して検出されなかったとしており、ここは信州大学の方が正直でしょう(日本語雑誌Brain and Nerve 2015 http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-265.html)。

子宮頚がんワクチン副反応53

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子宮頸がんワクチン | 10:12:56 | トラックバック(0) | コメント(0)

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