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子宮頚がんワクチン副反応56
子宮頚がんワクチンでHLAが死んだ4つの理由
(タグ;子宮頚癌、頸がん、頸癌、副作用)

 池田教授データ不正改ざんで脳抗体が発射3ヶ月で空中爆発し、HLAも死体(シニタイ)であることを示します。残りの異常は全て偶発や心因性が否定できないAC所見でありとるに足りません。これでは裁判もむりでしょう。
 特に、次の1)と2)は、「保有率に有意差があっても」影響されませんし、3)は有意差の根拠が崩れるものです。4)は専門的ですが研究者の質が問われ、この解決なしには論文として採用されません。

1)疫学で否定されている。
 欧米で子宮頚がんワクチン副反応患者は少ないとされています(米国のCDCなど)。日本疫学データなしで副反応患者が多いと宣伝されています。この差の原因として鹿児島大学神経内科が2015年にHLA- DPB1*05:01が日本で多いことが要因と言いました。
 しかし、下図のように(地図は2016年3月の厚労省池田班資料から)、デンマークでも疫学根拠なく患者が多いと宣伝されていますが、デンマークではこのHLA頻度は少なく、よって、このHLAと子宮頚がんワクチン副反応の関係はウソです。前述のように保有率に有意差があっても、この指摘は覆りません。

FakeRelationHPVvaccineAndHLADPB1-0501r.jpg

 なお、デンマークの患者数を誤りとすると、同じことである日本も患者が多いと言えなくなります。文書では述べてきましたが、一般向けにイラストを作成したので、どんどん転用してください。

2)検査の特異度が低すぎて使えない。
 検査の有用性を計る指標に感度と特異度があります。感度も特異度も高い方が検査として優れていますが、両者は拮抗(反対)することが多いです。このHLA保有の検査は特異度が3割8分しかないので使えません。これも、保有率に有意差があっても、覆りません。

3)自己免疫疾患の患者が多く含まれ偏っている。
 5月に指摘したように鹿児島大学の例では種々の自己抗体陽性例が多いようです。しかし、漢方薬や臓器製剤と違ってHPVワクチンは人工的な比較的簡単な成分なので、それに対する抗体は1つできればよしとするのが科学者の常識です。成立機序が大幅に違う種々の抗体が、HPVワクチンで陽性というのは薬理学的に稚拙な考えで、それらの例がすでに自己免疫疾患患者であった推定されます。
 その証拠に、信州大学検査群では複数の自己抗体を検索して検出されなかった(*1)としています。両方とも同じHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)が原因としているので、矛盾しています。

 これまで繰り返し述べられているように、鹿児島大学が頻度を保有率と間違えたため、有意差を繕うため無理に例数を増やし、本来除外すべき自己免疫疾患患者も入れたのでしょう(全国の理学療法士なら誰でも心因性とする「give-way weakness」患者も入れるくらいですから)
http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-273.html

 その影響1、多発性硬化症など自己免疫疾患で、このHLAが多くみられるとされているので、検査群に自己免疫疾患患者が多いと当然このHLA保有率は、自己免疫でない一般のワクチン接種者のHLA保有率よも、高くなります。これが、鹿児島大学保有率87%と信州大保有率71%の差の原因とも考えられます。よって、HLA保有率については信州大学の方が正しいと思われます。
 その影響2、自己免疫疾患患者は全身の障害であり、多彩の訴えを数多く持っており、HPVワクチンに限らず他のワクチンにも副作用が出易いです。それらを子宮頸がんワクチンの症状と誤ってみなしていると思われます(さらに、そういう患者に心因性障害が起きていることも十分に考えられます)。
http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-246.html

4)対照群の引用は不適です。
 HLA研究所資料は数5000以上としていますが、このブログも読んでいると思われる鹿児島大学も対照群が系統的なものではないと言っていました。一般の方はこの意味が分からないでしょうから、解説します。
http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-272.html

 HLAは人種差、地域差があり、単に各地から多数集めたというだけでは、「日本人の」ということはできません。最低でも地域別に人口比に応じた標本数など、理論的に正しく行わないといけません。HLA研究所はそのようにしていません。これを正しく行うことはとても困難で、疫学のエッセンスが問われます。http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-262.html
 面白い例を見つけました。「学会・論文発表のための統計学、浜田知久馬、真興交易医書出版部 2012年」では、1920年代の得票率予想で、238万の調査が3千人の調査に負けた実例が紹介されています。数が大きいから正しいとは限らないと教えています。
 ここで繰り返しですが、HLA研究所のこれまでの測定労力は評価されても、過去の測定が5000を越えているというだけで、この遺伝子頻度40%が厳密に「日本人の値」とはいえず、母集団(日本人の真値)の一つの推定値に過ぎずません。
 逆に、鹿児島大学が過去何十年間にわたるHLA研究所の標本と全く同じ条件になるように、検査(症例)群を構築するのはは無理です。
 よって、数は大きくなくても、サンプリングエラーが同じになるように、検査群と独自対照群を比較する必要があると繰り返し述べているのはこのことです(*2)
 また標本数が極端に多くなると、些細な差が有意になることも知られています(*3)。統計は使うものであって、統計に使われるのは愚かです。

(*1)池田、日本語雑誌Brain and Nerve 2015 http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-265.html
(*2)各50例を越えて差がでなければその程度のものと片付けて良いのです。なぜなら、差があっても、前述のように肝心の疫学上の有用性がないからです。
(*3)これは一般的なことですが、記載を探すと、「わかりやすい医学統計の報告-医学論文作成のためのガイドライン、訳;大橋靖雄、林健一、中山書店 2011「Lang & Secic  How To Report Statistics in Medicine 2006」」には、診断にも用いられるベイズ定理についての中に下記の記載があります。
 特に,選ばれた事前確率分布がその研究の参加数よりもはるかに多い患者から得られたものに基づく場合,事前確率分布は「情報が多すぎる」かもしれない.すなわち,事前確率分布が研究から得たデータを圧倒してしまい,好都合な事前確率分布が不都合な研究結果を隠してしまう可能性がある

子宮頚がんワクチン副反応56

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子宮頸がんワクチン | 11:09:46 | トラックバック(0) | コメント(0)

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