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子宮頚がんワクチン副反応17
神経学の祖 シャルコーが教えてくれたこと1
(タグ;子宮頚癌、頸がん、頸癌、副作用)

 前回のブログの絵で、老いたマーロン ブランドに似ているシャルコーですが、何をなしたか資料から紹介してみます。原題はCharcot, The Clinicianです。子宮頚がんワクチン問題にかかわる人は、絶対知っておくべきです。

シャルコー神経学講義 クリストファー・G. ゲッツ著 白楊社 1999 図はアマゾンから
シャルコー神経学講義表紙

 プルキンエが1837年に中枢神経細胞図譜を発表。今でも名を残すロンベルグが初の教科書を1840-46年発行したが、臨床神経学は発展途上の分野であった。シャルコーは1848年医学部入学、1862年、5000人収容のサルペトリエール病院の教授となり、1866年から素晴らしい臨床講義を始め、多くの国からフロイトを含む学徒が集まった。
 1870年からヒステリーの研究に取り組んだ。それまで完全に馬鹿にされていた催眠術も取り入れ、1887年以降、原因を探っていた。1889年の講義で、彼は伝統を重んじて以前は「ヒステリー性てんかん」という用語を使っていたが、ヒステリーとてんかんは別物であると述べた。これは当時新しい概念であった(*1)。

 また、ヒステリーは女性特有の病気であるとの偏見に対して繰り返し反論し、6人の男性例の講義の中で「男性のヒステリーは珍しいものではありません。略 腕の立つ医師でも男性ヒステリーをかなり見落としています。略 たとえば鉄道の技術者のような力強い元気な労働者で、社会によくとけこみ、精神的に不安定になりそうにない人でも女性同様にヒステリーになりうるのです。」と述べています。(*2)
 心因が一見明らかでない例を心因性と呼ぶことに抵抗を示す、家族や一部の医師は、この碩学の言葉をどう受け止めるのでしょう?私も子宮頚がんワクチン問題以前から、リロイ高の女子学生のように心因が明らかでない例にも典型的な心因性障害がおきると言い続けてきました。

 シャルコーがヒステリー研究を始めるきっかけとなった病棟再編(*3)でヒステリー患者とてんかん患者が一緒になり、弟子のピエール マリー(*4)の記録では、てんかん患者の発作を見て「若いヒステリー患者は強い印象を受けるようになる。そしてヒステリーという神経症には模倣するという傾向があるので、自分のヒステリー発作で本当のてんかん発作の全相を再現するようになる。」と述べています(*5)。
 子宮頚がんワクチンに限らず心因性患者に心理療法的にリハビリに行ってもらうと、そこで脳卒中など患者に触れ、それまでなかった同じような症状が加わることがあります。

(*1)p172、シャルコー神経学講義。「心因性てんかん発作」も同じ意味になりヒステリーですが、子宮頚がんワクチン副反応8で紹介したMyersの表題「心因性非てんかん発作」は、さらに非という語がつけ加わったにも関わらず、同じ実態という不思議です。
(*2)p175-176、同上、
(*3)p170、同上、p17, 21 兵器庫や収容所に使われた貧弱な設備の病院だった。
(*4)主に遺伝子異常による末梢神経疾患シャルコー・マリー・トゥース病に名を残しています。
(*5)p171、同上

子宮頚がんワクチン副反応17
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子宮頸がんワクチン | 09:02:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
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