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子宮頚がんワクチン副反応33
除外診断の怪しい横田基準と別な新ツール
(タグ;子宮頚癌、頸がん、頸癌、副作用)

 子宮頸癌ワクチン副作用の横田基準(*1)では、「除外疾患として、若年性特発性関節炎、全身性エリテマトーデスなどの膠原病等の既存の疾患の診断ができる場合は 除外する」と表中にありますが、その下注では「なお、除外疾患として、若年性特発性関節炎、全身性エリテマトーデスなどの膠原病の診断ができる場合は 除外する」です。どちらが本当でしょう?
 その本文5行を埋める鑑別を要する疾患群に、統合失調症や心因性障害は記載されていません。すでに述べたように、統合失調症を除くというのであれば、心因性障害(古くはヒステリー)も子宮頸癌ワクチン登場のはるか昔から多数の症例があり、当然除外されるべきです。
 しかし、彼らは、専門医が心因性障害と診断した例で、心因性障害(変換症)の特徴である神経学的に矛盾する所見も説明できない症状として、副作用例として扱っています。
 ならば、統合失調症の幻覚・妄想は、「神経学的に説明できない症状」の最たるものですから、HPVワクチン接種後に発症した統合失調症も含まれると考えるしかないでしょう。しかも、「HPVワクチン接種後(期間は限定しない)」であり、統合失調症の発症のピークは10代後半から20代ですが40歳以降でも発症するので、思春期にHPVワクチン接種して50代で発症した統合失調症も副作用例になるでしょう。
 このように、心因性障害が含まれるなら、統合失調症も含むので「糞詰まり」基準と揶揄されて当然です。このような単純なことに考え及ばず、自分たちの専門領域の膠原病のことだけで、さも立派な基準のように信じ込んでいるのが不思議です。

 また。好発年齢が重なり偶発発症の可能性指摘した辺縁系脳炎は、下図のようにMRIで信号異常が見られます。横田俊平医師が辺縁系脳症だと言っていますが(*2)、このような画像異常を報告せず、横田基準で除外診断にあげるくらいですから、副反応では辺縁系脳炎は起きていないのでしょう。とすると、辺縁系脳炎を起こさない機序で、辺縁系脳症が起こると誰が信じるのでしょう。

NeurologyOrg-LimbicEncephalitis-F3large.jpg

 HANS基準の骨子とされる視床下部説では、神経専門医でも症状の説明が無理で、HANS基準は全くまとまりがないです。
 厚労省の副作用報告制度にも問題があります。重篤例に基準はなく、個々の主治医の判断だけで、どちらの側にとっても意味のあるものではありません。米国では、重篤例は研究機関で統一的に決めているそうです。 
 こういう不備を補った子宮頚癌ワクチン接種後の事象を統一的に扱う道具が必要です。中でも重要な症状発現の時系列が明らかになる仕組みが必要です。

(*1)横田俊平他、日本医事新報no.4758;46-。接種後の10例を報告。呼称は西岡基準と区別するためです。
 この論文に対して、今野他が日本医事新報no.4783;14-で、WHOの基準に従って有害事象を説明できていない。単に接種後のみの症例報告に過ぎず(疫学にも基づかず)因果関係も明らかでないと反論しています。
(*2)日本医学会・日本医師会合同シンポジウム 、2014年12月10日

 重要な論文作成のため、2月はブログを休みます。未発表だった模型ヨット記事や多くの人が待っている池田論文評価も3月以降の予定です。

子宮頚がんワクチン副反応33
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子宮頸がんワクチン | 14:43:51 | トラックバック(0) | コメント(0)
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