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子宮頚がんワクチン副反応37
3月16日の研究班発表1
(タグ;子宮頚癌、頸がん、頸癌、副作用)

 3月16日の厚労省研究班の発表がテレビ報道されたそうで、私もFB速報しましたが(当ブログへの匿名さんコメントに転記してあるので参考に)、3月18日にはsimbelmynë :: diaryブログで詳しく評価されています。

補足してみます。
1)回復ない約30人
MMSE(認知症の簡単なスクリーニング試験)、WAIS-Ⅲ(普通の知能検査)、TMT(数字などを線で結ぶトレイルメイキング)における遂行時間は心因性でも落ちます。経頭蓋磁気刺激や「脳指紋」など心因性の影響を受けないと考えられる検査をしないと役に立ちませんが、心因性がこれくらいの数だということが推定できました。

2)HLA-DPB1*0501
「他のワクチンでも症状が強い人は、この遺伝子が多い」ということになる可能性が高く、他のワクチン副作用例でも調べる必要があります。そうなると、子宮頚癌ワクチン副作用が日本に多いという仮説の傍証にもなりません。そもそも、この仮説も2月から開始された受療状況調査で否定される可能性があります。
http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-236.html
http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-238.html
 また、simbelmynëさんの指摘で、私もネットで得ていた疫学データの遺伝子頻度の理解が間違いだったことに気づきました。現状、対照群のない研究ですが、資料の遺伝子頻度と症例陽性率の比較はできず、今回発表で資料の日本人遺伝子頻度40%に対して、鹿児島大学では未だ19症例で遺伝子頻度57.1%です。
 陽性率自体も鹿児島大学で以前は11例/12例 91.7%でしたが、16例/19例の84.2%(信州大学14例では71%)と低下しています。今回発表からすると陽性率が遺伝子頻度より大きいので、対照群でも陽性率が7-8割近くになる可能性もあります。  
 やはり、対照群がないと何も言えないことが分かりましたが、陰性の15.8%がどのような症例なのか興味が持っています。ブログで述べた通りに対照群まで調べると研究者のご苦労は気の毒ですが、陰性群に心因性疑い例が集中しているなら、とても有益な研究ですので頑張ってください。

3)サーバリックスでマウス海馬に抗体が見られた。

 この段2016年6月24日追加;Wedge2016年7月号によると、抗体はHPVワクチンによるものではない自己免疫脳症が原因です。この不正の責任を信州大学から追及されて池田教授は辞任するそうです。 沈着といえずサブタイトルから削りました。

 論文になる前で、個体数など実験条件が明らかにされていないので、一流研究誌に採択されてからの論評が適切です。研究者はアイディアを盗まれないため論文になる前にデータは隠すのが常ですが、研究費獲得のためフライングでしょうか。

 以下simbelmynëさんの引用で、使用されたマウスが、自己免疫を来たし易い特殊な動物であると知りました。効力の大きいtwitterですが、一般人が分かり易いように発言をまとめさせてもらいました(引用をお知らせする方法が分かりません)。参考図は別から挿入。発言の強調は当方による。

 「HPVV報道のNF-κBp50 欠損マウスの解説 - Togetterまとめ」
以下禁煙ポンスケさん引用; 一般の方に、平易に説明なく、この実験研究で、脳炎を起こす、ということを報道したことに、怒りを覚える。
 NF-kBは、エヌ・エフ・カッパー(ケー)・ビーと読みます。これは転写因子(てんしゃいんし)といって、細胞膜上の受容体で受け取った刺激を細胞質から細胞核の遺伝子に伝えるシグナル因子の役割をもっており、p65とp50と呼ばれる二つの因子のヘテロダイマーで構成されています。核に伝わるシグナルの役割をしているのがp65のタンパクの方であり、p50は、p65の核への移動を細胞刺激が来ない限りは、抑止する働きを持っています。p50から離れたp65は転写因子として、様々な遺伝子の発現(タンパク合成)のスイッチを入れることになります。どのような遺伝子の発現でしょうか?炎症性サイトカイン(TNF-α、IL-6、IL-1βなど?不確かです)などの炎症に関与するタンパクのスイッチを入れるのです。p50が欠損したマウスというのは、このように細胞内にp50がないわけですから、病的にp65が動くのです。

srep03242-f8.jpg

参考図でTNFαなどは炎症を起こす刺激。刺激が来たのでp50の押さえを除けてp65は核内に入り、炎症反応inflammatory responseを来たすサイトカインなどの蛋白質を作り出す。p50欠損では刺激がなくてもサイトカインを産生する方向になる。

 続く; 炎症性サイトカインを病的に出すマウスモデルを使った実験研究ということなのです。炎症を強く起こすマウスで、HPVV以外でも、何らかの刺激を加えれば、サイトカインストーム状態に陥り易いことは明白。その結果の脳炎ですか?このようにp50を欠いたマウス、動物、人間はいません。人工産物。これで、HPVVを投与したところ、ADEMのような脳炎が起こったって言えますか?世の中に存在しないマウス動物で行った実験ですよ。これで、あのニュースの内容(読んだだけ、生放送はみてないが)ですか?おかしいと思いませんか?
 伏さん引用:通常の動物は、炎症は脳の前に関門があって波及しないようになっているものが、この実験のマウスはそこがいわば壊れていて、脳炎になりやすい。もともと脳炎起こすような系統なんです。

 実は前の方は、「AS04アジュバントは新規であったため、このアジュバントから副反応の可能性を考えていたが、やめた。なぜか?」、「サーバリックスより、ガーダシルの方が有害事象の報告症例が多かったからです。つまり、AS04では説明できないことがはっきりしてきたし、その頃、HPVVによる脳炎、ADEMの副反応が否定され、副反応と思えない痙攣をみ、HPVVの前癌病変の有効性が次々に報告されてきたからです。」と、科学的態度の方だったと分かります。
 海外ではガーダシル使用が多いこともあるでしょうが、ガーダシルはAS04アジュバントを使っていないので、両方に起こる副作用の説明には使えないということです。

 長くなったので追加は来週。

子宮頚がんワクチン副反応37
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子宮頸がんワクチン | 09:24:43 | トラックバック(0) | コメント(13)
コメント
前回のコメント回答で

「私がブログで述べた「脳指紋」などではない通常のテストでは、処理速度だけ低下傾向は心因的に起きるものです。」

としていますが、今回の記事では、

「1)回復ない約30人
MMSE(認知症の簡単なスクリーニング試験)、WAIS-Ⅲ(普通の知能検査)、TMT(数字などを線で結ぶトレイルメイキング)における遂行時間は心因性でも落ちます。経頭蓋磁気刺激や「脳指紋」など心因性の影響を受けないと考えられる検査をしないと役に立ちませんが、心因性がこれくらいの数だということが推定できました。」

としていますね。

「心因性が出ているかどうか検出できない試験」→「MMSE(認知症の簡単なスクリーニング試験)、WAIS-Ⅲ(普通の知能検査)、TMT(数字などを線で結ぶトレイルメイキング)における遂行時間は心因性でも落ちます。」

なのであって、

「MMSE(認知症の簡単なスクリーニング試験)、WAIS-Ⅲ(普通の知能検査)、TMT(数字などを線で結ぶトレイルメイキング)における遂行時間は心因性でも落ちます。」→100%心因性

ということにはなりませんよね?

「MMSE(認知症の簡単なスクリーニング試験)、WAIS-Ⅲ(普通の知能検査)、TMT(数字などを線で結ぶトレイルメイキング)」などは確かに心因性の可能性を排除出来ていないが、この試験で処理速度が落ちたから全部申請の影響であるというのは勝手な解釈だと思います。

それならば、逆説的に「MMSE(認知症の簡単なスクリーニング試験)、WAIS-Ⅲ(普通の知能検査)、TMT(数字などを線で結ぶトレイルメイキング)」などが心因性の影響を特定できる試験ということになります。(先生の主張通り)

ここは訂正して頂きたい。
2016-03-25 金 11:27:02 | URL | 匿名 [編集]
先の投稿が長くて分かり難いかもしれないでの完結に書きますと、

心因性の影響を排除できない試験→100%心因性の影響

とはならないということです。

心因性の影響を排除できない試験→心因性の影響がどれだけあるか特定できる追試が必要→心因性の影響がこれくらいあった!

これが正しい解釈です。
2016-03-25 金 11:32:00 | URL | 匿名 [編集]
厳しい科学者でも誤解無く伝わっています。
ご意見ありがとうございます。

「心因性が出ているかどうか検出できない試験」という表現がどこから持ってきたのでしょう?
 科学的な論議には慣れていないようですね。私の原記事を、別な方に読んでもらって意見を聞いてください。

 言葉をひねくりまわす別な方もいましたが、今後は意味のない議論はしません。時間をかけて考えてください。
2016-03-25 金 13:28:58 | URL | [編集]
MMSE(認知症の簡単なスクリーニング試験)、WAIS-Ⅲ(普通の知能検査)、TMT(数字などを線で結ぶトレイルメイキング)における遂行時間は心因性でも落ちます。

「心因性でも落ちます」と書いています。

心因性以外でも落ちる可能性がある、ということですね。
2016-03-25 金 15:30:02 | URL | 匿名 [編集]
「この発言からすると医療関係者ではないように思われますが、当方はそのような方を大事にしたいと考えています。 」


「、今後は意味のない議論はしません。」

方向転換が早いですね。
2016-03-25 金 15:31:37 | URL | 匿名 [編集]
では、「WAIS-Ⅲ(普通の知能検査)」で処理速度だけが落ちたら心因性以外、あり得ないということですね了解しました。
2016-03-25 金 15:38:33 | URL | 匿名 [編集]
意味ない論議はしません
匿名さん

 「心因性以外でも落ちる可能性がある、ということですね。」に当然ですと答えましたが、その返信の前に勝手な了解ですね。つぶやきでなく、あなたのまとまった意見をあなたのブログに載せてから衆人に問うてください。
 削除はしませんが貴方の品位が問われます。
 こちらが暇でないことは、私のブログを読んでいる方は分かっていますので、このような議論に今後答えないことは皆さん理解されます。
2016-03-25 金 16:19:39 | URL | [編集]
「脳指紋」などではない通常のテストで「心因性以外でも落ちる可能性がある」←当然です

ならば、

------------------
私がブログで述べた「脳指紋」などではない通常のテストでは、処理速度だけ低下傾向は心因的に起きるものです。
------------------

これは矛盾した見解です。

素人の意見に耳を傾けるように書いておいて、間違いの指摘になると「科学的議論になれていないようだ」や、「意味のない議論」や、「忙しい」は、失望します。

素人がブログに書くのと、専門家に質問するのは意味合いが全く違う。

忙しいでしょうから、このコメントに回答はしなくてもいいですけど、削除まではしないほうがいいです。
2016-03-25 金 16:34:53 | URL | 匿名 [編集]
コメントの方がミスで原文どおりです
匿名さん

 確認しました。あなたへの最初の返事に「心因的に」と書いたのは当方のミスですが、最初からブログ原文が真意ですので、何をあなたが問題にしているのか分かっていませんでした。「科学的議論になれていないようだ」とか失礼はお詫びします。

 ブログに載せるまでに何日も遂推敲していますが、即応返事ではこのように間違いが起こるので、twitterなどはしません。

原文:MMSE(認知症の簡単なスクリーニング試験)、WAIS-Ⅲ(普通の知能検査)、TMT(数字などを線で結ぶトレイルメイキング)における遂行時間は心因性でも落ちます。経頭蓋磁気刺激や「脳指紋」など心因性の影響を受けないと考えられる検査をしないと役に立ちません。

 これにいささかの訂正はありません。

 もちろん、この経過も削除することはありません。あなたのご意見のページができましたらお知らせください。

2016-03-25 金 17:20:25 | URL | [編集]
村中さんのブログで解説されていましたが、HLAの件について池田氏は保有率(2対の染色体のうち片方に遺伝子があれば1人とカウント)と頻度(片方だけに遺伝子がある場合1/2とカウント)をわざと混同しているようですね。
(むしろわざとでなくこんな間違いをするなら学生からやり直すべきでしょう)
仮にHLA型と症状に本当に関連があっても、そもそもHLAの働きはわかっていない部分も多く、統合失調症との関連も言われていますから、HLAが心因性疾患と関連がある可能性もあるでしょうし、HPVの副反応と何も結びつかないでしょう。

ワクチン投与マウスの画像にしても、投与量等の条件も何も書いてないしサーバリックスの結果を載せてガーダシルがないのも不自然すぎです。ガーダシルで同じことが起こってなかったら主張が成り立たなくなりますから載せれないんでしょうかね。あんなインチキ紛いの発表するために国民の税金である科研費を使わないでほしいですね。
2016-03-27 日 03:24:02 | URL | [編集]
前コメントさん

HLAと心因性の関連は知りませんでした。勉強してみます。ありがとうございます。
2016-03-28 月 22:37:36 | URL | [編集]
ニューロドクター乱夢さんの返事と留意
コメントありがとうございます。
私が見た対照資料で遺伝子頻度はは38%でした。19例で57%が有意かどうかは今後の研究発展を待つのみですが、私のブログ
http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-259.html
で述べたように、多発性硬化症などとの関連から他のワクチンでも副反応が強い人でも高値の可能性があるというのは、科学者なら否定はできないでしょう。

それより問題になっているのは、ニューロドクター乱夢さんは正しく理解しても、遺伝子保有率と遺伝子頻度の誤解を利用している研究者の責任です。
「ワクチンの接種前に検査を行い、この遺伝子がある人は接種しないといった予防法の開発にもつながるという」発言は、対照群の保有率も高くなることが明らかで、私のブログで指摘したように特異度が低くいので、予防法にならずトンチンカン発言です。http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-236.html

なお、私のブログを再編しようとしているので、これまでコメントは削除しないとしてきましたが、この移行に限りコメントが残らない可能性もあることを前もってお断りしておきます。
2016-03-31 木 11:37:54 | URL | [編集]
お知らせありがとう
ニューロドクター乱夢さん

村中さんはコメントを整理(削除)されていたので、少し前から手伝いコメントもしておらず、当方からも連絡はできません。

学会発表の紹介ありがとうございます。
学会評価を受けたHLA発表でも、私の4月7日ブログのとおり怪しいので、議論が楽しみです。http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-262.html

できるだけ参加の予定ですが、HANSへの反証の発表もされると聞いていますよ。
2016-04-13 水 17:00:52 | URL | powriter [編集]
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