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子宮頚がんワクチン副反応57
ネット知識人の役割 2016-6-26作成
(タグ;子宮頚癌、頸がん、頸癌、副作用)

Drローラの人生相談ラジオを昔沖縄で出勤時に聞いていました。日本でもラジオで患者から電話相談がありますが、回答者が、主治医に率直に聞くよう相手に勧めることが多くあります。主治医は、患者の病歴を時間かけて聞き、専門技術で診察して、責任を負って診療しているので、いかに回答者が優れていても、電話の限られた情報であることを理解して、名医を振りかざすことはしないのです。

 田中康夫の週刊誌連載コラムで村中評がありました。ご存知のように彼は政治などでマスコミ露出も多いです。有名私立大学出身だそうで、おそらく頭の回転は良いのでしょう。しかし、その評論の前半はテーマと関係ない大学の話で、後半に厚労省役人「前癌状態から癌になる」という病理の大前提を、実験デザインを考慮せず否定する証言をコピペしています。私は彼を根の浅いポピュリストと見ていたので、驚くことはありません。
 大学生や高校生でも上手にネットを引用して教師が驚くレポート作成することがあるので、一般市民でも時間や熱意があれば「あまり知られていない知識」に達することがあります。それが正しいかどうか、田中氏の失敗に学ぶべきです。

 子宮頚がんワクチン副反応は神経症状が問題になっており、一般小児科医では正しく診断できず、もちろん産婦人科医もできません。神経内科医でも限られるようですから、一般の方が診断や病因についてネットで騒ぐのはおかしいです。政治家で活動している方もおります。確かに行政にかかわる面もあり努力されるのは当然ですが、医師の判断や行動に対して何か言えると思うのは浅はかです。

 池田教授の意図的な不正データ操作のために、”ぶっかけ”抗体も資料のみでは実験動物と人との違いを指摘するくらいしか、私にはできませんでした。村中さんがこれを暴かなければ、何年も市民の不安が消えなかったでしょう。この問題の解決は村中さんがいなくてはできません(その責任感が彼女を苛んでいるのです)。その優秀な彼女さえ担っているのはニセ科学者を糾すことであってワクチン接種の可否でないことが分かります。http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7080
 私も本来の目標は、心因性患者の発生を防ぐ・治療する条件を整えることであって、ワクチン接種については、ふさわしい能力と立場の方の判断を、尊重するということで(*1)、私が最新の文献を検索したり判断を述べたりすることはありません。

 このように専門家でさえその役割を限定して行動しており、ネット知識人も自らの資質を自覚して慎重に行動すべきです。そのままの気持ちで価値がある詩や歌と違い、医療に関する評論は他人を巻き込む恐れがあることを分からないといけません。繰り返しますが、安易な「かわいそう」が心因性障害に善意の加害者ともなるのです。

 この問題の解決を深く考えると、皆が喜ぶニセ学者の欠点を暴くことだけでは不十分であり、このような地味で面白くない文章が必要です。

(*1)岩田健太郎教授は臨床感染症学の第1人者です。彼は詳しい検討をして、HPVワクチン接種推奨は再開すべきとしています。とても勇気がいることですが、彼の立場上、責任を果たそうとの思いが強いのでしょう。Blogos.com/article/176511

子宮頚がんワクチン副反応57
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子宮頸がんワクチン | 10:50:15 | トラックバック(0) | コメント(0)
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