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池田の英文症例報告3 海外から批判
子宮頚がんワクチン副反応63
(タグ;子宮頚癌、頸がん、頸癌、副作用)

 前回ブログで、池田らのダマシのテクニックが分かったでしょう。今回は、海外から批判を紹介します(全文訳して広報するのは会社がすべきです。甘やかすわけにはいきませんので、結論部分は除き、池田症例報告の誤り部分のみの抜粋です)。

 2016年1月にEuropean Medicines Agency報告が出る前、Hanleyらが2014年12月に池田ら報告と同じ英文雑誌に批判投稿(*1)をしています。1)日本で接種後の神経症状が「多い」というのは根拠となるデータが示されず引用もない。2)何例かは姿勢性頻脈症候群POTSや複合性局所疼痛症候群CRPSと診断しているが、ワクチン接種と関連は確認できていない。3)接種との関連をいうためには、明確な症例の限定と、矛盾なく一貫した生物学的に明白な時間的因果関係を示す必要があるが、できていない。4)接種から発症まで平均5.47(±5)ヶ月は極端にばらつき、関係をいうに論争を呼ぶ。5)因果関係の評価に強固な方法(*2)を使っていない。6)「関連がないと結論できない」とぼかしており、「接種の前後で有害事象頻度が増えていない」こと知らせていない。公衆衛生基盤が整っている他国の成績(接種の前後で神経疾患が増えていない)を参照するように

 Brothertonらは(*3)2015年1月に批判しています。1)選択基準なしに患者とした。2)有害事象は、通常関連するものや偶然起こる事象を含でいることを思い起こすことが重要。3)堅牢な方法論的アプローチ(*4、合意された症例定義と時間的生物学的に明らかにする疫学的分析)を捨てている。4)接種で事象が発生していない子、非接種で類似症状の子のデータがない。5)報告のデータは、HPVワクチン接種との因果関係、あるいは明確な時間的関連性を示唆するために必要な最低限の基準を満たしていない。

(*1)Sharon J.B. Hanley et al、Intern Med 54: 1953, 2015
LETTERS TO THE EDITOR Accepted December 7, 2014
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/54/15/54_54.4479/_pdf
Peripheral Sympathetic Nerve Dysfunction in Adolescent Japanese Girls Following Immunization with the Human Papillomavirus Vaccine
(*2)http://www.who.int/vaccine_safety/publications/gvs_aefi/en/
WHO, Causality Assessment of an Adverse Event Following Immunization
(AEFI) [Internet]. [cited 2014 Nov. 1]. Available from:
(*3)Brotherton et al、Intern Med 54: 2531, 2015
LETTERS TO THE EDITOR January 6, 2015
Human Papillomavirus (HPV) Vaccination Safety Assessment: The Methods Matter
(*4)World Health Organization. Global Manual on Surveillance of Adverse Events Following Immunization [Internet] [cited 2014 Dec 5]. Available from: http://www.who.int/vaccine_safety/publication s/aefi_surveillance/en/

 7月27日に訴訟開始報道がありました。無名の私でもどう思っているか関心ある人もいるかもしれないので、短く感想を。
 あいまいな和解ではなくトコトン解明できる裁判になって良かったです。収益が減って村中さんや私のようなアマチュアの背中にのるがごとくに思える会社が本気になることも良いことです。HLAがつぶれたので、今回紹介したように世界水準で戦うことになり、原告に勝ち目はないので気の毒です。裁判が長くなっても、心因性障害の診療体制の整備がはるか遠いので、私の立場からは有利です(言われている副反応の診療体制の整備とは別物です)。
 裁判報道も、村中さんが暴いた池田教授データ不正改ざんが効いたようで、あっさりしていました。裁判になったので、これまでのような一方的肩入れがなくなることを期待します。
 報道をただすのは専門家の責任です。前回ブログで薬害派のウソをもう一つ明らかにできたので、8月はブログを休んで自転車操業から脱したいです。必要あれば、Facebookに書くでしょう。

子宮頚がんワクチン副反応63
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子宮頸がんワクチン | 15:19:39 | トラックバック(0) | コメント(0)
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